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DIY施工に関して
塗り壁選びのコツメール講座 全7回

漆喰か珪藻土か迷っている方、予算がないけど塗り壁は諦めたくないという方、メール講座をご活用ください。

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珪藻土塗り壁はいから小町も、
DIY施工できます、
ただし、お手軽なDIYには
向いていません

珪藻土塗り壁はいから小町は、DIY施工も出来る珪藻土塗り壁として販売を開始しました。

しかし、今では、お手軽にDIY施工できる製品が増えてきたので、はいから小町は、

DIY施工できるけど、「ちょっと難しい」あるいは、「ちょっと手間のかかる」珪藻土塗り壁の部類に入ってしまいました。

というのも、製品が粉で届くので、自分で撹拌しないとならないのです。

では、最近のDIY向きの塗り壁と、本格的な珪藻土塗り壁はいから小町との違いを見てみましょう。

性能重視か、施工性重視か

珪藻土塗り壁はいから小町の最大の特徴は、圧倒的な調湿性能です。

調湿量は、一般的な漆喰の6倍以上で、調湿性能は、業界トップクラスです。

しかし、粉の状態で製品が届くので、作業を開始する前に、水を加えて、

練らないとなりません。

ところが、最近では、あらかじめ水で練った製品が出回るようになりました。

製品が届いたら、そのまま壁に塗れる訳です。

お手軽にDIY施工をしたいという方にとっては、魅力的だし、便利だと思います。

では、なぜ、プロ用の高性能な珪藻土塗り壁は、粉で届き、DIY用に開発された製品は、

水で練ってあるかというと、粉で運んだ方が、運送費も安くなり、経済的だからです。

塗り壁は、水で練らないと壁に塗れません。
しかし、素人の方は、「練る」という作業が負担になります。

そこで、あらかじめ水で練った製品が普及するようになったのです。

はいから小町も、DIYできる

珪藻土塗り壁はいから小町は、発売当時は、DIY施工も出来るし、

素人の方でも、比較的、DIYしやすい部類の製品でした。

確かに、水を加えて練らないとならないという点においては、手間がかかるという側面はありますが、

「それが」普通でした。

しかし、あらかじめ水で練った製品が普及してきたので、はいから小町も、「DIY出来ます」という表現に変えてきました。

ですので、性能よりも、施工が簡単な製品がいいという場合は、はいから小町は、お選びにならない方がいいと思います。

はいから小町のDIY手順

珪藻土塗り壁のDIY施工というと、コテを持って、壁に、珪藻土を塗っている部分を想像すると思いますが、

あれは、いちばん華やかで、楽しい部分です。

壁を塗り始める前には、床や、建具や、汚してはいけない周辺部を養生シートでカバーします。

これを、「養生」といいます。

そして、養生が済んだら、珪藻土を塗る場所に、マスキングテープを貼って行きます。

塗り壁は、1mmとか2mmという厚みがあるので、その厚み分の「塗りシロ」を確保して、

ほかは、余計な材料がつかないように、カバーをするのです。

ここまでの作業は、あらかじめ練ってあるDIY用の珪藻土塗り壁であろうが、

珪藻土塗り壁はいから小町だろうが、同じです。

そして、養生もマスキングも終わったら、壁や天井に珪藻土を塗る。

そして、終わったら、マスキングテープを取ったり、養生シートを剥がしたりといった作業を行いますが、

この部分も、あらかじめ練ってあるDIY用の珪藻土も、はいから小町も、同じです。

つまり、あらかじめ練ってあるDIY用の珪藻土と、はいから小町のように粉で製品が届き、

自分で水を加えて練らないとならないDIYも出来るプロ用の塗り壁との違いは、「練る作業」があるかないかといったことなのです。

素人とプロで案内を変えている

珪藻土塗り壁はいから小町は、昔から粉で届いて、水で練って頂く製品でした。

また、施工手順も、プロと素人を区別していませんでした。

しかし、プロと同じ作業手順を素人の方に案内すると、「この下地の時には、どうしたらいいのだろう?」
といった所で、つまずくことが多いということが分かってきました。

つまり、珪藻土塗り壁はいから小町の施工においては、下地の種類や状態によって、

違った「下地処理」が要求される訳ですが、それをいちいち正確に判断できる素人の方も多くない。

そこで、下地の種類や状態に関係なく、迷わず、簡単にDIYできるようにするため、

素人の方への「施工手順」は、簡素化しています。

その一番の違いが、下地処理です。

プロの場合は、下地の状態に合わせて、シーラー処理にして頂いたり、下塗りにして頂いていますが、

下地の種類や、状態によって、素人の方が、下地処理材を使い分けることは困難であると考え、

どんな下地であっても、DIY施工をする場合は、「下塗革命」という下塗り材で、下地処理してくださいという案内に変えました。

つまり、ビニールクロスが剥がれていたり、合板がむき出しになっていたり、

微妙に判断が付かないような下地であった場合でも、下塗革命で、下塗りさえして頂ければ、

大抵は、問題なくDIYできるだろうという判断です。

手厚いフォローはしていません

珪藻土塗り壁はいから小町は、プロ用の高性能な珪藻土塗り壁ですが、

DIYも出来る商品として販売しています。

しかし、積極的にDIY用の商品として販売しようとはしていません。

粉で届いた商品を、水を加えて練らないとならないので、難易度が高い訳です。

アトピッコハウスでは、DIYのための講習会もやっていませんので、

DIY用にご用意している「施工要領書」をご覧頂き、自分で出来るとご判断頂いた場合だけ、

お買い求めいただくようにしています。

また、楽しみとしてDIY施工に挑戦する場合以外は、なるべくプロに依頼されることをお勧めしています。

結論としてお話しすると

珪藻土塗り壁はいから小町は、DIY施工も出来る珪藻土塗り壁材ではありますが、

粉で届き、水を加えて練らないとならない商品なので、施工の難易度は、比較的高い商品ということになります。

性能重視ということであれば、ぜひ、お選びいただきたいと思いますが、なんとなく塗り壁風になればいいという場合は、他社製品を選ばれてもいいかも知れません。

まずは、素人さんのDIY用に作った施工要領書をご覧頂いて、判断頂けると、いいと思います。

資料、サンプル等をご希望の方は、こちらからご請求ください。

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