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塗り壁施工

内装を塗り壁にしたい人が、気になること

2016/05/23
2018/11/09

家を建てたり、リフォームする際、
内装を塗り壁にしたいという人は、結構いると思います。

しかし、何を選んだらいいのか、
どんな違いがあるのか分からないという人も、
多いように思います。

そこで、珪藻土も漆喰も作っているメーカーの経営者として、
内装用の塗り壁に関して、少し解説してみようと思います。

そもそも、どんな塗り壁がいいのか

内装の塗り壁施工事例

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
内装用の塗り壁といっても、
珪藻土や漆喰といった代表的なものから、

最近作られたユニークな製品まで、
塗り壁1つとっても、品数は豊富です。

選ぶといっても、それぞれの違いが分からないと、
選べません。

それと、ご自身が、何を求めているのかによって、
自分に相応しい製品が変わってきます。

では、それぞれの製品に、どんな特長があるのでしょうか?

漆喰がいいのか、珪藻土がいいのか

漆喰は、何千年の前からありますし、
日本でも、普通に住宅の内装材として使われる
ようになって、数百年は経っています。

内装を塗り壁にするというのは、
オシャレだとか、豪華ということもありますが、

耐火性があったり、室内が快適であったりと、
人の健康や、命を守るという意味でも、

価値がある訳です。

燃えにくいし、有毒ガスも出ない。

しかし、昔ながらの自然素材100%の塗り壁なら、
たとえ火災になっても、有毒ガスは出ないし、

厚みもあるから、断熱性もあります。

しかし、今は、石膏ボードの上に、
仕上げ材として塗るので、

厚みが、1mm、2mmしかありません。
漆喰にしても、珪藻土にしても、

厚みは1mm、2mmです。

それで昔と同じ性能を期待しても、
無理があるのです。

では、どんな塗り壁がいいのか?

内装を塗り壁にするなら、
目的を明確にした方がいいと思います。

意匠性なのか、快適性なのか、豪華さなのか?
それによって、選ぶ塗り壁も変わってきます。

調湿性を求めるのであれば、断然、珪藻土がお勧めです。
ただ、珪藻土は、フラットな仕上げに出来ない
場合が多いので、

もし、フラットの感じに仕上げたいのから、
漆喰を選ばれるといいと思います。

ただ、漆喰は、珪藻土よりも、調湿性に劣りますので、
大きな調湿性を期待する場合は、

不向きだと言えます。

内装用塗り壁の価格の違いは?

塗り壁は、職人さんが工事して、
初めて完成します。

材料だけでは、「半製品」です。

施工賃は、職人さんの手間暇が、どの程度かかるかによって、
変わってきます。

また、下地の処理を、どの程度しないとならないのかによっても、
材料代も、手間賃も変わってきます。

つまり、下地処理が簡単で、仕上げも
ササッと終わるような素材なら、

工事代金も安くすむけど、
手間暇のかかる製品は、材料代も、
工事賃も高くついてしまうということです。

塗り壁のDIYはお勧めか?

予算がないから、塗り壁をDIYしたいという方もいますが、
少ない面積なら、楽しく工事できても、

広い面積を最後まで楽しくやろうと思うと、
DIYが趣味じゃないと、難しいと思います。

内装を塗り壁にしたいのであれば、
DIYよりも、プロに依頼した方がいいのではないか

というのが、私の結論です。

私の会社の製品もDIY出来ますが、
難易度は高い方です。

調湿性や意匠性といった品質を重視したいのか、
コストを優先したいのかによって、
変わってくると思います。

いかがでしたか?

内装を塗り壁にしたいのであれば、
自分は、調湿性や消臭性といった「機能」を優先にしたいと
思っているのか?

あるいは、塗り壁の雰囲気、意匠性を
気に入っていて、実現したいと思っているのか?

そこを明確にして、製品選びをするべきだと
理解頂けましたか?

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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