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左官屋さんは、塗り壁のプロなのでお勧めです

2018/06/19
2018/11/09

左官屋さんって、何する人? どういう意味?
という人も、かなりの数いる筈です。

しかし、「左官」というのは、由緒ある「役職」で、
「官位」だったのです。

大工を「右官」、塗り壁職人さんを「左官」と呼びました。
それほど、家作りにおいて、左官屋さんは、大事な役割を担っていた訳です。

伝統的な大工仕事と同様に、技術の習得も必要だし、
そのための修行も必要です。

だから、「左官屋」という自覚がある人は、
プライドも高いし、逆に、ちょっと扱い辛いという
印象がある人も、少なくありません。

塗り壁のDIYが流行っていますが、
塗り壁のプロである左官屋さんには、どんな時に
お仕事をお願いしていいのでしょうか?

また、どうやって、左官屋さんと出会ったら良いのでしょうか?
少し詳しく解説してみたいと思います。

趣味のDIYは、それはそれ

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
最近のDIYブームによって、市販されている塗り壁材も、
扱い易いものが増えてきました。

あらかじめ水で練られているのは、当たり前。
なかには、チューブに入った製品さえあります。

チューブから、直接コテ(塗る道具)に、ネタ(塗り壁材)を載せて、
そのまま壁に塗れる訳ですから、

材料(粉)を練る必要もありません。

しかし、しょせんDIY用の製品は、それなりのものです。
「塗り壁風」には仕上がるかも知れませんし、

自分達でやったという達成感は得られると思いますが、

格好いいとか、豪華という「意匠面」においても、
見劣りがしますし、

調湿性とか、消臭性といった「機能面」においても、
見劣りがします。

つまり、そんな程度の製品です。

美しい仕上りを求めるなら左官屋さん

もし、本格的に塗り壁にしたいのなら、
間違いなく左官屋さんに頼むべきです。

プロの仕事は、実に、綺麗です。
そして、仕上がりも美しいです。

注意しないとならない点は、仕上がりのイメージを
共有することです。

仕上げパターンという「模様」は、
左官屋さん一人一人で、微妙に「形」や「ニュアンス」が
違います。

だから、どんな「模様」にしたいかも、
実際に、現場で、「塗ってもらいながら」確認した方が
いいのです。

最初から、最後まで、付き合わないといけない訳ではありません。
養生とか、マスキング、下地処理等が終わって、

いよいよ「仕上げ塗り」という段階で、立ち会えばいいのです。

あるいは、左官屋さんが入って、下塗り等の作業が始まったら、
仕上げパターンを「試し塗り」してもらえば良いのです。

量が多い時も、左官屋さん

一部屋だけとか、トイレだけといった小面積で、
しかも仕上がりの出来不出来を問わないのであれば、

家族や友人を巻き込んでのDIYも楽しいと思います。
それに思い出に残ります。

しかし、家一軒まるごと塗り壁にしたいなどといった場合は、
素人のDIYでは無理です。

プロの左官屋さんに頼んだ方がいいです。

それは、「大変」だからという理由が一番ですが、
左官屋さんに頼んだ方が、美しく豪華に仕上がるからです。

予算が無くて、仕方なくDIYという方もいらっしゃると思いますし、
楽しみとしてDIYするという方も居ると思います。

しかし、その場合であっても、塗る面積は、
一部屋程度にしておいた方がいいです。

思いのほか、大変です。

左官屋さんと、塗装屋さんは別物です

左官屋さんと似た職業で、塗装屋さんという方もいますが、
左官屋さんと、塗装屋さんとは、全く違う職業だし、

出来ること、やることも違います。

同じ壁に「何か」を塗る作業であっても、
「塗り壁材」と「塗料」では、扱う難易度が、

まったく違うのです。

どっちが難しいかというと、左官屋さんの仕事である
「塗り壁材」です。

塗装屋さんは修行しなくても、直ぐに
職人としてデビューできますが、

左官屋さんは、技術がないと、仕事出来ません。
だから、「塗り壁材」を塗る場合は、

左官屋さんに依頼しないとならないのです。

でも、左官屋さん直接は難しい

左官屋さんと、塗装屋さんは、業種が違っていて、
塗り壁の仕事を頼むとしたら、左官屋さんであると

ご紹介しました。

しかし、多くの左官屋さんは、ご自身で、
受注作業をしていません。

つまり、「ユーザー」が塗り壁の仕事を頼もうと思っても、
左官屋さんが、どこに居るのか分からないし、

どうやって頼んでいいか変わらないというのが、
普通なのです。

また左官屋さんも、自身で直接ユーザーの仕事を
取りに行こうとしていない人が大半なので、

結果、塗り壁の仕事は、左官屋さんがやっていると分かっても、
直接左官屋さんに、工事を依頼できないのです。

ではどうやって、左官屋さんに仕事をお願いするかというと、
元請けとして工事を受注している工務店とか、

建築会社という立場の会社にお願いするのです。
その流れが普通です。

いかがでしょうか?

少ない面積で、出来不出来は関係ないという場合は、
DIYで塗り壁の工事をするのも、

悪くないと思います。

しかし、塗り壁にする面積が広い場合は、
プロの左官屋さんに工事を依頼した方がいいと思います。

綺麗に仕上げてくれます。

塗り壁が塗られていれば、何でもいいというのなら
話しは別ですが、

折角なら、塗り壁の豪華さ、気持ち良さを
体験頂くためにも、「本格的な製品」を

プロの左官屋さんに塗ってもらってはどうだろと思います。

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