見栄えが良くなると考える人が多いと思います。
確かに、塗り壁にすれば、ビニールクロスなどの
仕上げに比べたら、格段に、格好よくなると思います。
しかし、「快適な部屋」になるかどうかは、
採用される塗り壁材の性能次第ということになります。
特に、素人の方がDIYで施工できるような製品は、
「施工性」を良くするために、調湿性能などは、
犠牲にされている場合が、少なくありません。
では、塗り壁等の性能は、客観的に、どう評価されるのでしょう?
詳しくご説明したいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず初めに、漆喰というと、塗り壁の代表選手だし、
漆喰は、調湿性があるから、室内が快適になると、
考えている人も少なくないと思います。
しかし、壁の下地が、「土壁」だった昔と違って、
今は、ほぼ100%下地は、石膏ボードですから、
調湿性能は、ありません。
なかには、石膏ボードでも、原料に珪藻土などが入っていて、
調湿性がある製品もありますが、
価格も高くなりますし、普通は、使われません。
なので、調湿性のない石膏ボードの上に、
1mm、2mm、塗り壁材を塗っても、漆喰そのものが、
調湿する訳ではないのです。
建材の調湿性能を評価する基準は、
JISで明確に定められています。
イメージだけで、勝手に「調湿します」といったことを
言うのは、違反です。
とはいえ、そんなことを気にする人は、
多くないのかも知れません。
しかし、JIS規格で、明確に、客観的な基準が
定められていますから、採用を検討されている
塗り壁が、JIS規格に基づく客観的な評価試験をしているかどうか?
評価基準は、JIS A6909という試験です。
塗り壁なら、どの塗り壁を採用しようが、
調湿する訳ではありません。
塗り壁製品に限らず、調湿する建材は、
JIS A6909というJISの評価試験において、
最低70g以上の調湿性能が確認できないとなりません。
調湿というのは、「吸湿」と「放湿」の両方のことですから、
湿気が多い時に吸収した湿気を、乾燥しているときに、
吐き出してくれないとなりません。
そこで、「吸湿」と「放湿」の両方の性能がある
塗り壁材のことを、調湿建材と呼ぶ訳です。
その最低基準が、70gですが、
これは、24時間での評価ということになります。
つまり、1㎡あたり、24時間で、70g以上
「吸湿」したり、再び、「放湿」する性能があれば、
調湿性能がある建材だと言う訳です。
アトピッコハウスには、3種類の塗り壁製品があり、
珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
特に、調湿性能の高さに特徴があります。
先ほどのJIS規格の評価でいえば、
241g/24h/㎡です。
JIS規格の最低性能が、70g以上ですから、
JIS規格の3倍以上の調湿性能ということになります。
この性能は、業界最高水準です。
一般的な漆喰の調湿性能は、40g程度と言われていますから、
漆喰は、JIS基準をクリアできない訳ですが、
はいから小町は、一般的な漆喰の6倍以上の調湿性能がある訳です。
最近は、DIYが大流行りなので、
ホームセンターなどでも、DIY用の塗り壁材が、
色々と販売されています。
特に調湿性能とかにこだわりがなく、
なんとなく、塗り壁風になれば良いのであれば、
そうした製品で良いかも知れません。
しかし、調湿性能を期待したいとか、
格好良い仕上がりを期待したいということであれば、
やはりプロ仕様の塗り壁製品が良いと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
調湿性能が高く、格好よく仕上がるプロ用の塗り壁材です。
塗り壁の調湿性能は、JIS規格の試験で、
正しく性能を測定したものでないと、
調湿するとか、調湿しないと言えないということが、
ご理解頂けたでしょうか?
調湿する塗り壁の最低基準は、70g/24h/㎡です。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の
調湿性能は、241g/24h/㎡です。
JIS規格の3倍以上、一般的な漆喰の6倍以上です。
プロ用の本格的な塗り壁にしたいとお考えなら、
ご検討ください。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
無料の比較資料をご希望の方は、こちらからご請求頂けます。
最も最初に製品化した塗り壁材です。
もともとプロ用として作った製品ですが、
自然素材100%で、手肌に優しいということもあって、
20年前の発売当時は、結構な割合で、
DIYに挑戦される方がいました。
そして、当社としても「DIYも出来ます」ということで、
施工体験会を開催したり、施工手順をご説明する
セミナー等を企画したこともあります。
今でも、建て主直接にも、珪藻土販売をしていますが、
DIYの施工を積極的にプッシュしている訳ではないのです。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
調湿性能に優れた塗り壁です。
調湿性能は、一般的な漆喰の6倍以上、
241g/m2/24hです。
調湿性能に関しては、業界最高水準です。
しかし、原料が自然素材100%であること、
手肌に優しいことから、DIYもできる商品として、
重宝された時期があります。
しかし、DIYがブームとなり、「DIY専用」の塗り壁材というのも、
ホームセンター等で、簡単に手に入るようになり、
お手軽にDIYしたいという人に重宝されているようです。
ホームセンターなどに行くと、
DIY専用の珪藻土塗り壁というのも沢山売られています。
特に、調湿性能とか消臭性能といったことに
こだわりがなければ、
これらの塗り壁製品でも良いと思います。
プロ用の本格的な珪藻土は、「粉」で届くので、
水を加えて練らないとならないし、
コテ板とコテという道具を使って、塗らないとなりません。
しかし、DIY専用の製品は、あらかじめ
水で練った状態で届きますから、
直ぐに使うことが出来ます。
製品によっては、チューブから絞り出して、
コトの上に直接のっけて塗ることが出来る製品もあります。
調湿性能や消臭性能が、どうのといっても、
「お手軽に」塗ってみたい。
「性能」は、関係ないという人には、響きません。
そこで、性能や仕上がりにこだわりがない方は、
そういうDIY専用の珪藻土でよいのではないですか?
とお話ししています。
まず、珪藻土の購入を考えていて、販売している
ところを探す前に、ご自身が「何を求めて」
珪藻土塗り壁にしたいと思っているのかを
再度考えてみると良いと思います。
もし、調湿性能や消臭性能といった「機能性」を求めて、
珪藻土塗り壁を考えているのであれば、
DIY専用の珪藻土では、満足した結果には
ならないと思います。
しかし、自分でDIYしたいとか、性能は関係ない
という場合であれば、DIY専用の製品で、
まったく問題ないと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
調湿性能や消臭性能といった性能と、
美しい「仕上がり」を重視した製品です。
プロの工事業者さんであれば、難しい製品ではありませんが、
建て主さんが、DIY施工したいという場合は、
DIY専用の製品よりも難易度高くなります。
それでも、DIY出来ない訳ではありませんし、
DIYに挑戦される方も少なくはありません。
ただ、撹拌が必要ですから、撹拌機といった道具が
必要になります。
そこで、性能や意匠性を重視したいという方には、
プロに工事を依頼することをお勧めしています。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」に
したいという場合、「ご自身」で購入されて、
工事業者の方に「支給」するという方法もあります。
もう1つの方法としては、「はいから小町」にして欲しいと、
製品名を「指定」して工事を依頼するという方法です。
どちらの場合も、契約締結前に、「希望」を伝えないと、
使ったことがないとか、普段使っているものは、
別の会社のものだから仕様変更できないなどと言われ、
対応してくれないケースがあります。
ポイントは、「契約前」に、製品を指定することです。
珪藻土を販売している会社は沢山ありますし、
DIY専用の珪藻土もありますから、
もし調湿性能、消臭性能といったことにこだわりがなければ、
ホームセンター等で購入されても良いと思います。
ただし、性能や仕上がりの美しさにこだわりたいと
いう場合は、プロに工事を依頼されることを
お勧めします。
少ない面積で、仕上がりの質は問わないという場合は、
DIYも楽しいかもしれませんが、
そこそこの面積がある場合は、とても大変です。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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ビニールクロスです。
カラフルだし、価格も安いし、
工事も簡単だし、別に、ビニールクロスを
悪く言うつもりは、ありません。
しかし、ビニールクロスは、調湿性もなければ、
透湿性もありませんから、
湿気が家にこもって、決して、健康的な家には、
ならないと思うのです。
では、壁紙を貼った家は、どういったお手入れが
必要なのでしょうか?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
ビニールクロスは、塩ビのペーストを
薄いロール状の紙に吹付け、パンを焼くように
膨らまし、その後、エンボスロールという
「型」を付ける「棒」で押さえつけて完成します。
元がビニールですから、
調湿性はありませんし、透湿性もありません。
出来あがった時が一番きれいで、
日に日に「経年劣化」します。
通常は、5年、10年で張替えが必要と言われますが、
それほどマメに張替えている人は多くないと思います。
費用もかかりますし、手間もかかります。
そこで、端の方から剥がれてきても、
そのままという人が多いのです。
壁紙というと、95%以上が塩ビだと言いましたが、
塩ビは、もともと堅い素材なので、
壁紙ほどに「柔らかく」しようと思うと、
大量の「可塑剤」を入れないとなりません。
「可塑剤」とは、「塩ビ」を柔らかくするためのものです。
沢山の種類がありますが、これは、
徐々に室内に揮発し、それと同時に、
塩ビで出来た壁紙の「柔らかさ」が失われていきました。
すると、壁紙のジョイント部分が剥がれて来たり、
壁の周囲から剥がれてくるのです。
これは、自然な現象です。
可塑剤が揮発することで、壁紙が硬くなり、
収縮する結果、引き起こされるのです。
現在、壁紙が貼られている家を、別の内装仕上げ材にしたいという場合、
剥がして、張替えるという方法のほか、
その上から、塗り壁材を塗るという方法もあります。
ただし、現状の壁紙が、ビニールクロスであり、
しっかりと壁に付着し、表面の状態が良いものに限ります。
ビニールクロスは、調湿性も、透湿性もないので、
状態が良ければ、簡単な下地処理(シーラー等)をするだけで、
直接、塗り壁材等を塗ることが出来るのです。
もし、壁紙が、紙とか、布だという家の場合は、
一旦現状の壁紙を剥がして、
適切な下地処理を行った上で、塗り壁等を
塗る必要があるので、若干、手間と費用がかかります。
ただ、一度塗り替えてしまえば、
壁紙のように、5年、10年で張替える必要がある訳でもないし、
経年劣化で、みすぼらしくなることもありません。
塗り壁は、「経年変化」が美しいです。
現状の壁紙が、ビニールクロスで、塗り壁にするほどの
予算もないという場合であれば、
ビニールクロスを、布クロスに変更するという選択肢もあります。
布クロスは、丈夫だし、年数が経っても、
ビニールクロスのように、みすぼらしくなったりしません。
「経年変化」で、色が濃くなったりはしますが、味が出てきます。
昔の布クロスを知っている人は、クロスのジョイント部分が
汚くなるでしょ? と思っているかも知れません。
しかし、布クロスにシミが出るのは、
薬品の影響なので、薬品を使っていない、
「無添加」の布クロスであれば、シミも出来ないし、
ジョイント部分が浮いて来ることもありません。
ビニールクロスのように、5年、10年で張替える必要はなく、
10年、20年張り替える必要はありません。
ビニール壁紙は、種類が多く、価格も安く、
工事も簡単なので、
初期費用は、安く上がります。
家を建てるという行為は、1,000万、2,000万という単位の
出費をしますので、
直ぐに、予算オーバーということになります。
そんな時、全ての希望を叶えようとすると、
家計が破たんしますし、
どこかを諦めようとすると、家庭争議に発展します。
最初から、予算を決めて、
その中で、叶えたいことの「優先順位」を決定して、
夢を実現できれば良いのですが、
なかなかそういう人は、多くありません。
となると、初期費用の安いビニール壁紙という選択肢を
選ばれる方が多いということになるのだと思います。
まぁ、そもそも自然素材の内装材に興味が無くて、
それほど深い思い入れがなければ、
ビニール壁紙の家で良いと思います。
それで、初期費用が安くできます。
また、5年、10年単位の張替えも、無かったことにすれば、
メンテナンス費用もかかりません。
ただ、年々みすぼらしくなる家が、気にならない
という人に限ります。
その反面、布クロスなどは、ビニールクロスよりも、
初期費用が割高になります。
但し、20年、30年と、張替えの必要がないので、
長期的に見れば、経済的だとも言えるのです。
壁紙を貼って、家を仕上げるというのは、
普通の選択だと思います。
しかし、95%の壁紙がビニールであることを考えると、
5年、10年で張替えが必要となり、
放置すると、経年劣化で、年々みすぼらしくなる
ということがご理解頂けたでしょうか?
もし、現状の壁紙を、別の内装材に変更するとしたら、
塗り壁にしたり、布や紙といった自然素材系の
壁紙に変更することも可能です。
それなりに費用もかかりますが、
仕上りが美しく、経年変化にも味があって、
長期的に見れば、費用的にも安く付くのです。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
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diyで、漆喰を塗るというのは、非常に難易度が高く、
もし、本物の漆喰だったら、ほぼ100%
素人の方ではdiyできないと思います。
本物の漆喰とは、消石灰を原料としたもので、
そこに、糊とか、スサとか加えて、
粘着性を持たせて壁に塗る訳ですが、
シンプルな素材であるがゆえに、工事も難しいのです。
では、diyで漆喰は施工できないのか、
少し詳しく書いてみたいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
漆喰と一口に言っても、本来漆喰と言えるのは、
消石灰を原料としたものだけです。
消石灰がなにかと言うと、
石灰岩を焼いて、水を加えた素材です。
石灰岩を焼くと、「生石灰」というものが出来、
それに水を加えたものが「消石灰」になる訳です。
消石灰は、粉状のものだし、消石灰そのものには、
粘着性がないので、糊やら、スサやらを加えて、
壁に塗っても剥がれてこない程度の粘度にする訳です。
昔の職人さんは、漆喰のことを「のり」と呼ぶほどです。
そして、「本物の漆喰」は、プロの職人さんであっても、
工事が非常に難しいのです。
世間に出回っている「漆喰」と呼ばれる塗り壁は、
本来の意味の漆喰ではなく、
漆喰調に仕上がる壁という製品が多いと思います。
アトピッコハウスでも、漆喰美人という製品を
扱っていますが、
こちらも、本来の意味での漆喰ではなく、
「漆喰調に仕上がる」塗り壁ということで、
漆喰美人と名付けています。
他社の製品においても、消石灰を主原料にしていれば、
「本来の意味」に近い漆喰でしょうが、
漆喰調に仕上がるという意味であれば、
消石灰は使っていないか、使っていても主原料ではないと
いうことですね。
いずれにしろ、本物の漆喰はdiyには向いていませんし、
施工の難易度は高いです。
もし、diyで漆喰を施工するのなら、
本物の漆喰ではなく、漆喰調に仕上がる塗り壁という
選択肢が、素人の方にとっては、良いかも知れません。
漆喰は、基本的に「自然素材100%」の筈ですが、
最近の「漆喰調に仕上がる」塗り壁は、
「のり成分」として、化学的なものが入っているかも知れません。
また、漆喰塗り壁に、何を求めているのかが、
漆喰を採用するかしないかの判断基準になると思いますが、
ここで、1つ大きな勘違いがあるので、
お伝えします。
というのは、漆喰は、調湿する塗り壁だと理解されている
のではないかということです。
確かに昔の漆喰は調湿したと思います。
しかし、それは、漆喰そのものが調湿した訳ではなく、
下地の「土壁」と合わさっての調湿効果だった訳です。
もし、調湿性能を求めて、漆喰を選ぶのであれば、
「グラム表示」で記載された「調湿量」を
確認されることをお勧めします。
一般的な漆喰の調湿量は、40g程度です。
これは、1m2に塗り広げられた漆喰壁が、
24時間で、吸収する「水分量」のことです。
しかし、「調湿する建材」を評価する基準に照らし合わせると、
最低基準が70gなので、
40gでは、調湿建材にはならない訳です。
しかも、現代の住宅は、下地が石膏ボードなので、
下地は調湿してくれません。
つまり、石膏ボードの上に漆喰を塗っても、
期待するぼどには、調湿してくれないのです。
diyで、漆喰を塗るなら、本物の漆喰ではなく、
漆喰調に仕上がる塗り壁が良いと思います。
また、もし、漆喰に「調湿性能」とか「消臭性能」を
期待しないのであれば、
ホームセンターなどで手に入る「漆喰調塗り壁」で
良いかも知れません。
性能は大きく期待できませんが、
漆喰を塗ったような感じになり、
それなりに満足できるかも知れません。
本物の漆喰は、diyには向いていなくて、
漆喰調に仕上がる塗り壁で良ければ、
メーカー各社が出している「漆喰調塗り壁」を
選べば良いということが理解頂けたでしょうか?
ただ、「漆喰調塗り壁」にも、diyに特化した
施工が簡単なものと、
プロ用の「性能の高い」製品があるので、
目的に応じて、選び分けるといいと思います。
ただし、プロ用の製品は、性能は良くても、
工事の難易度は高くなるので、
diyで、漆喰を塗りたいというニーズには
マッチしていないかも知れません。
漆喰調に仕上がるアトヒッコハウスの「漆喰美人」も、
diyできない訳ではありませんが、
diyの難易度は、比較的高いと思います。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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方法は、いくつかあるのですが、
現状のクロスの種類や、状態によって、
作業手順が変わってくるので、
種類別に解説してみたいと思います。
また、クロス壁から、塗り壁にすること自体は難しくありませんが、
現在の壁の状態によっては、費用も変わるので、
予算と希望を照らし合わせて、決定するのが、
現実的だと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
クロスと一口に言っても、ビニールもあれば、
紙や布といった自然素材のクロスもあります。
そして、現状のクロス壁の種類によって、
張り替えや塗り替えといっても、
作業手順が変わります。
まず、一番多いクロス壁は、ビニールクロスです。
「普通」に、クロスと言うと、ほぼ100%ビニールクロスだと思います。
しかし、クロス壁から、塗り壁にしたいと考えた時、
現状の壁がビニールクロスだったら、
状態さえ良ければ、自然素材クロスより、
簡単に、塗り壁に変更出来ます。
というのも、「水」を吸わないからです。
まず、現状のビニールクロスの状態が良く、
浮きや剥がれがないのであれば、
現状のクロス壁はそのままにして、
クロスの上から、塗り壁を塗ることが可能です。
現状のビニールクロス壁の状態が良く、
浮き、ハガレがないのであれば、
そのまま下地処理をして、仕上げ材の塗り壁を
塗ることも出来ます。
しかし、浮き、ハガレ等が心配される場合は、
剥した方が安全です。
ただ、キチンと下地に密着しているようであれば、
タッカーを多めに打ち付けておくと、
安心です。
壁紙のことをクロスと言います。
クロスとは、clothのことで、
元は「布」でした。
調湿性があり、丈夫で良いのですが、
ビニールクロストと違い、水分を吸収しますので、
クロス壁から、塗り壁に変更しようとすると、
剥さないとなりません。
現状がクロス壁であれば、単純にクロスの張り替え
というのが、一番手軽で、スピードも速く、
費用も抑えられる工事方法です。
ただ、現状のビニールクロスを止めたい、
別のものにしたいということであれば、
クロス以外の選択肢ということになりますが、
クロス壁から、クロス壁であれば、
たとえ種類の違うクロスであっても、
比較的簡単に仕様変更が可能です。
ビニールクロスから、布クロスとか、紙クロスという選択肢もあって良いと思います。
アトピッコハウスには、3種類のオリジナル塗り壁がありますが、
どの塗り壁も、クロス壁の上から施工することが可能です。
ただし、製品によって、下地の処理方法が変わります。
一番標準的な塗り壁が、珪藻土塗り壁「はいから小町」です。
この製品は、下塗りは必要ありませんが、
シーラーで、下地処理をして頂きます。
こちらの目的は、主に「吸水調整」です。
そして、漆喰調に仕上がる「漆喰美人」は、
下塗り材による下地処理が必要になります。
そして、粘土系の塗り壁「パーフェクトウォール」は、
シーラー処理も、下塗りも必要ありません。
ただ、乾きが早いので、さっさと塗れないと、
あっという間に乾いて、使い物にならなくなります。
塗り壁材には、「固まる成分」が入っているものと、
乾燥すれば「硬くなる成分」とがあります。
調湿とか消臭といった塗り壁の特徴は、
各製品ごとに違いがあるので、
仕上がりのテクスチャーや、性能、価格などで、
選んで頂けると良いと思います。
クロス壁を塗り壁に変更する手順は、
ご理解頂けたでしょうか?
DIYで工事したいという方もいらっしゃると思いますが、
テレビで見る華々しい部分は、
ほんの一握りです。
大変だった、2度とやりたくない
という方が居る反面、
必死に土に馴染もうとする時代がありました。
DIYしたなら、プロに手伝ってもらって、
「思い出」に留められる程度が、一番いいと思います。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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塗装というのは、塗料(ペンキ)のことで、
珪藻土とか漆喰といった塗り壁の場合は、
「塗装する」とは言わないと理解されていない方も
いらっしゃるようです。
では、塗料と、塗り壁材には、どんな違いがあるのでしょう?
解説してみたいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
ペンキ(塗料)も、塗り壁材も、「塗る」という表現をします。
しかし、塗料は、塗装するといっても、
塗り壁材は、「塗る」とは言っても、「塗装する」とは言いません。
ペンキは、塗膜が、何ミクロンといった薄いものなので、
「塗装する」でも、「塗る」でも間違いないと思います。
しかし塗り壁材の場合、最低でも、1mm、2mmといった
厚みになるので、
「塗る」とは表現できても、「塗装する」とは、言えない訳です。
塗料というよりは、ペンキといった方が、
製品をイメージしやすいかも知れませんが、
逆に「ペンキ」と言うと、「やすっぽい」印象を持たれる方も
いるかも知れません。
でも、ペンキも、塗料も、表現が違うだけで同じものです。
「塗る」とか「塗布する」と表現できますが、
「塗布」という表現は、一般の方は使わないかも知れませんね!
塗料(ペンキ)も、左官材も「塗る」という言い方をするで、
珪藻土や漆喰といった塗り壁をイメージしつつ、
「塗装」するという言葉を使っているケースもあるかも知れません。
しかし、ペンキ(塗料)は、塗装で良いけど、
塗り壁等「左官材」は、「塗る」としか表現できないので、
「塗装」と表現する場合は、塗料(ペンキ)限定だと
理解しておくといいと思います。
塗装とは、「ペンキ」のことで、工事をしてくれる職種は、
ペンキ屋さんということになります。
そして、珪藻土や漆喰といった塗り壁材を工事してくれるのは、
左官屋さんということになります。
大工さん、左官屋さんと言えば、昔は、
家作りに欠かせない重要な職種でしたが、
最近では、塗り壁材が減ったせいで、
「左官屋さん」という存在を知らない人も増えている
のかも、知れません。
内装に塗料を塗る(塗装する)場合は、ローラーとか、ハケ
といった道具を使います。
面積が広い場合などは、吹付ける道具を使う場合もあります。
しかし、内装に塗り壁を「塗る」場合は、
コテというヘラのような道具を使います。
ヘラ(コテ)で、左官材をすくい取って、
それを壁にこすり付けて、塗りつける訳です。
ペンキを壁に塗るよりも、何倍も
手間暇がかかります。
内装を塗装するというと、ペンキ(塗料)のことで、
珪藻土や漆喰といった塗り壁を施工する場合は、
「塗る」という表現を使うということをご理解頂けたでしょうか?
もし、漆喰や珪藻土といった塗り壁をイメージしているのなら、
「塗装する」ではなく、「塗る」とか「塗布する」という
表現を使ってくださいね。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
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パターンを付けたり、フラットに仕上げることが出来ます。
漆喰などは、「本漆喰」と呼ばれる昔ながらの
製品であれば、フラットに仕上げることも
パターンをつけて仕上げることも出来ます。
しかし、フラットは、工事の難易度も高く、
手間暇がかかるのです。
つまり、コスト(工事費)がアップします。
この手間暇をコストだと認識しないと、色々とトラブルが
発生します。
そして、スラットの施工は、熟練の技を必要としますので、
工事をする職人さんの「腕」と「センス」次第で、
まったく違ってものに仕上がります。
では、フラットに出来る塗り壁と、フラットに出来ない塗り壁の
違いとは、いったいどんなことでしょうか?
詳しく解説してみたいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず最初にご紹介するのが、調湿性能が高い
珪藻土塗り壁です。
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石が堆積したものです。
目に見えない微細な穴が無数に開いており、
その穴と、水蒸気との相性が良い事から、調湿性能の高い
塗り壁に仕上がるという訳です。
しかし、珪藻土そのものは、微細で、水を吸い込む
「土」なので、そのまま「水」を加えて練っても
固まりません。
そこで、凝固剤や、粒子の大きな別な原料を加えます。
標準的な仕上がりは、ツブツブした感じになります。
これを「ゆず肌」と表現したりします。
こちらは、何度も何度もコテでこすって、無理に
フラットにしようとすると、色ムラになったり、
ひび割れたりします。
基本的に、パターンを付けて仕上げるのが標準です。
本漆喰とは、消石灰を原料とした
昔ながらの「本物」の漆喰です。
ただ、本物の漆喰だから調湿性能や消臭性能が高いのかと言うと、
そういう訳ではなく、
手間を掛ければ、フラットに出来る塗り壁だという訳です。
しかし、どの程度「完璧」なフラットに出来るかは、
職人さんの腕と、かけた手間暇になる訳です。
プロの職人さんでも、コテ跡を完全に消した
「フラット」は、難易度が高いのです。
漆喰系の塗り壁は、フラットっぽく出来る製品ではありますが、
どの程度完璧なフラットに出来るかは、
職人さんの腕と、手間暇のかけ方次第です。
塗り壁をフラットに仕上げようと思うと、
「霧吹き」で、壁を湿らせながら、
何度も何度も、コテでこすります。
「本漆喰」の場合は、霧吹きを使ったり、何度も
コテでこすっても、色ムラになるようなことはありません。
腕のいい職人さんが工事すれば、
まるで、鏡のようにピカピカになります。
光を当てて、壁を横から見ても、
コテが動いた跡が、波のように見えることもありません。
実は、この「コテ跡」を消すのが、想像以上に難しいし、
技術を必要とするのです。
珪藻土塗り壁にしろ、漆喰調の塗り壁にしろ、
「なんとなく」フラットにすることは可能です。
しかし、プロが考えるフラットと、素人が考えるフラットに
ギャップがあるため、
プロは、フラットにしてくれと言われれば、
「完璧なフラット」を目指すため、
手間も暇もかかり、結果として、手間賃が高くなるのです。
また、フラットに出来ない塗り壁材を
無理に、フラットにしようとすると、
色ムラを発生させたり、ひび割れたりといった
失敗をすることになるのです。
塗り壁は、「水で練って」壁に塗ります。
まだ湿っている状態で上手く行ったと思っても、
乾いて乾燥してみると、実は、失敗していたということが
あり得るのです。
繰り返しになりますが、塗り壁をフラットに仕上げようと思うと、
手間と暇がかかる上に、職人さんの「腕」に、
相当に影響されます。
つまり、技術のある「腕のいい」職人さんが、
手間暇かけて工事するから、
コテ波の残らないフラットに仕上がるのです。
漆喰系の塗り壁材であれば、フラットに出来る可能性がありますが、
それは、職人さんの腕によるということ、
そして、腕のいい職人さんであっても、
「完璧なフラット」にしようと思うと、相当に手間暇がかかり、
それは、イコール、コストであるということが
ご理解頂けたでしょうか?
また、珪藻土系の塗り壁は、フラット仕上げに出来ません。
なんとなくフラットなら可能ですが、
強引にフラットにしようとすると、失敗する可能性が高くなります。
アトピッコハウスには、3種類の塗り壁があり、
全て、フラットは出来ませんとお伝えしています。
ただ、コテ跡を残すことで美しく仕上がる塗り壁材なのです。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
無料の比較資料をご希望の方は、こちらからご請求頂けます。
内装を仕上げる壁材ということでは、
ペンキで塗装するとか、クロスを張るといった
選択肢も種類に入ってきます。
ただ、一般的に言うと、内装壁材というと、
「塗り壁材」をイメージします。
では、内装壁材でイメージされる塗り壁材には、
どんな種類があるのでしょうか?
解説してみましょう。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
内装壁材としては、漆喰と珪藻土が
代表的な種類だと思います。
漆喰は消石灰を原料とした白い壁です。
調湿性があるように思われていますが、
今の漆喰と昔の漆喰は違います。
そして、もう1つの代表的な内装壁材が、
珪藻土です。
こちらは、内装壁材として一般に普及するようになって、
まだ20年ちょっとです。
調湿性能に関しては、漆喰よりも優れていて、
漆喰か、珪藻土かということで迷う方も増えています。
漆喰は、古くからあるし、人気の高い
内装壁材です。
しかし、今の漆喰と昔の漆喰は、
全く別物なので、
意匠性の点から漆喰という場合と、
調湿性能そのものを期待して漆喰という場合では、
全く期待できることが違ってきます。
漆喰は、ツルッとした白い壁です。
意匠的には、まさにその通りなのですが、
調湿性能に関しては、いささか怪しいのです。
というのも、昔の漆喰壁の下地は、土壁でした。
そして、下地の土壁と併せて、調湿性能を
発揮していました。
しかし、現在の壁の下地は、石膏ボードという
調湿しない新建材です。
漆喰そのものものには、ほとんど調湿性はないので、
現代の漆喰に調湿性能を期待すると、
ガッカリすることになるのです。
最近では、珪藻土というと、バスマットとか、
コースターが有名になりましたが、
一昔前では、七輪が有名だし、
ビールや醤油の濾過材として使われていることも、
知られています。
これは、珪藻土に調湿性があり、多孔質という「骨格の構造」に、
その秘密があります。
そして、珪藻土の塗り壁が登場し、一般化したのが、
20年ほど前です。
珪藻土に調湿性があるのは、多孔質という珪藻土の
特徴にあり、調湿性能があるという点です。
ただ、固め方によっては、調湿性能は失われてしまいますし、
ボロボロと崩れてくるといった
面倒な素材でもあります。
漆喰と、珪藻土が内装壁材の代表格だと言いましたが、
それ以外では、どんな種類があるかと言うと、
粘土などの鉱物を主原料にしたものです。
塗り壁は、主原料と、それを固める副資材と、
意匠性のためのワラとかスサといったもので
作られています。
内装壁材というと、「塗り壁」をイメージすると言いましたが、
塗り壁以外の内装材も、「内装壁材」と言えます。
あらかじめボードのようなものに加工されたものもありますが、
石膏ボードにクロスを張って、ペンキを塗ったり、
クロスそのもので仕上げるという方法もあります。
それも立派な「内装壁材」です。
ペンキにも、自然塗料と、化学塗料の違いがありますし、
クロスにも、自然素材クロスと、ビニールクロスとがあります。
予算もあると思いますが、好みで、
色々な種類が選択可能です。
内装壁材には、漆喰や珪藻土や、粘土等の鉱物を
主原料にした「塗り壁」材と、
ペンキや、クロスといった、塗ったり、貼ったりという
内装壁材もあります。
予算が最も大事ですが、
あとは、好みや、期待するものによって、
決定すると満足度の高い内装壁材になると思います。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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確かに、ここ20年位のトレンドは、漆喰か珪藻土と
いったことに焦点が当たっていますが、
塗り壁材とは、いったいどんなもので、どんな選択肢があって、
どんなことが期待できるのか?
少し詳しく書いてみたいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
塗り壁というと、「漆喰」を思い浮かべる人が多い
と思います。
確かに、「漆喰の壁」に憧れを持つ人も多いと思いますが、
実は、イメージだけ強くて、
本当の漆喰のことは、意外と知られていません。
まず漆喰というのは、自然素材というイメージとか、
調湿性があるとか、白くてツルっとしていて、
美しいと思っていると思います。
消石灰を原料としていて、「のり」を加えて
壁に塗っているという意味においては、自然素材と
言えなくもないと思います。
しかし、「調湿性」に関しては、大いに勘違いがあります。
実は、漆喰の調湿性能は高くないのです。
そして、白くてツルっとしている壁という点に関しては、
まさに、その通りなので、
「意匠性」で、漆喰が良いと思っている人にとっては、
文句なしに、満足できる塗り壁材だと思います。
塗り壁材にも、色々な種類があります。
しかし、原料は、色々な種類の「土」です。
漆喰は、数千年前からありますし、もともと、
神社仏閣や、城や高貴な人の建物に
意匠や防火の目的で使われてきましたから、
「庶民」にとっては、憧れの的だった訳です。
しかし、調湿性は「無い」と言っていいほど期待できない。
そこで登場したのが、「珪藻土」の塗り壁材です。
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石が、地層に
なったものです。
これも「土」です。
電子顕微鏡で見ると、目に見えない細かい穴が無数に開いていて、
たった1グラムの珪藻土で、テニスコート半分ほどの
「表面積」があると言われています。
そして、調湿性能に優れていることも知られています。
しかし珪藻土にも欠点があって、
珪藻土系の塗り壁材は、漆喰系の塗り壁材とは違って、
ツルッとした仕上がりには、なりません。
どうしても、ツブツブと、ゆず肌になってしまうのです。
なかには、ツルっ仕上がる珪藻土塗り壁も
あるかも知れませんが、私の経験では、様々な欠点があって、
ボロボロ崩れてきたり、調湿性が低かったりと、
本来、珪藻土塗り壁材に期待できていた効能・効果は
期待できませんでした。
塗り壁材は、土とか粘土といったものに、
糊や接着剤といったツナギを入れて、
壁や天井に塗れるようにしたものです。
「ツナギ」を入れないで「固める」というのは、
至難の業です。
昔は、壁の下地が「土壁」だったので、
表面の仕上げ材は、漆喰だろうが、
粘土だろうが、塗り壁にすれば、
「調湿性」のある壁になった訳です。
漆喰を好む人は、あのツルッとした感じが好きだと思います。
ただ、漆喰は、調湿性が高い素材ではないので、
もし、調湿性能を期待して、漆喰を選ぶのであれば、
期待はずれということになってしまいます。
現代の家作りは、下地が「石膏ボード」です。
これは、メーカーや、建物のグレードに関係なく、
何処に頼んでも、ほぼ100%同じです。
塗り壁材の施工を考えた時、DIYを検討するという人も
いると思います。
しかし、本物の塗り壁材というのは、ユーザーの方が
簡単にDIY出来るような代物ではありません。
ただ、DIYばやりなので、
なんちゃってという感じの塗り壁材は、
山のように販売されています。
なんとなく「塗り壁風」に仕上がれば良いのであれば、
ホームセンター等で販売されている
塗り壁材を選んで良いと思います。
しかし、調湿性能や消臭性能といった機能性を追求したい
という場合は、プロ用の製品を、
プロに塗ってもらった方がいいと思います。
もちろん、工事代金は必要ですが、
広い面積に塗り壁材を塗るとか、
綺麗に仕上げたいという場合は、
満足度の高い塗り壁になると思います。
塗り壁材というと、漆喰系のものと、珪藻土系のものが有名で、
その他の選択肢があっても、
いずれも土に、何かを混ぜたものです。
「意匠性」を追求するのか、「機能性」を追求するのか?
それによって、選択肢が変わります。
現在の家作りは、壁の下地が100%石膏ボードです。
石膏ボードには調湿性がないので、
上に塗る1mmとか2mmの仕上げ材の
性能によって、調湿性能や消臭性能といった
塗り壁材の性能は、決定されてしまうのです。
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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ただ、素人の方で、そんなことを知っている人は
多くないと思いますし、気にしている人も、
多くないと思います。
では、どんな漆喰壁であれば、diy出来るのか、
詳しく書いてみたいと思います。
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
漆喰壁は、消石灰を原料とした塗り壁材だと言いました。
プロの世界では、漆喰風の塗り壁と、
明確に区別するために、こちらを「本漆喰」と言ったりします。
つまり、本漆喰と言うと、消石灰を原料とした、
塗り壁材ということになるので、
強アルカリ性だし、目に入ると失明の危険性もあるし、
素手で扱えば、手が荒れたり、ただれたりします。
つまり、プロが工事する場合であっても、
取扱いに注意が必要な「危険な」塗り壁と言うことになります。
しかし、漆喰に、そんな認識を持っている人は、ほとんどいないと思います。
ただ、世の中に「普通」に流通している「漆喰」は、
消石灰を原料にした本物の漆喰ではなく、
漆喰風に仕上がる「漆喰壁」であることが多いのです。
一般の方にとって、漆喰壁とは、
消石灰を原料としたものという認識ではなく、
「漆喰調」に仕上がる塗り壁が、「漆喰」だと思います。
で、どんなものが漆喰調かと言うと、
ツルっとした「白い壁」です。
まるで、ペンキを塗ったのではないかと思う位、
ツルっとしています。
もちろん、厚く塗って、パターンを付けた仕上げにする
ことも可能ですが、一般的な漆喰風とか、
漆喰調というと、ツルっとした感じになる訳です。
この漆喰調の塗り壁であれば、diy向きのものも
沢山ありますし、diyに特化した製品もあります。
漆喰風に仕上がる塗り壁をdiyで、
施工したいという場合は、
ホームセンターなどに行くと、沢山の選択肢があります。
但し、素人がdiyできるような製品は、
調湿性能とか、消臭性能といった「機能」は、
あまり期待出来ません。
調湿性能に関しては、JISに規格が定められているので、
その「調湿量」をチェックすれば、
性能の良し悪しは、分かります。
塗り壁に、「調湿性能」や「消臭性能」を期待する人も
多いと思います。
そういう場合は、プロ用の製品を選ばれると
良いと思います。
但し、漆喰そのものは、調湿性能は、あまり高くありません。
もし、「調湿性能」が、最重要な要素であれば、
漆喰よりも、珪藻土の方が、性能が高いので、
珪藻土を選ばれた方がいいです。
但し、珪藻土は、珪藻土特有の「意匠」があるので、
漆喰風には仕上がりません。
もし、漆喰調とかも漆喰風の仕上がりを希望されているのなら、
プロ用の製品で、漆喰調に仕上がる塗り壁を選べば、
間違いがないと思います。
そして、キチンとしたメーカーであれば、JIS規格に基づく
調湿性能の記載があるので、その「調湿量」を確認すると、
間違いがないです。
漆喰壁に限らず、塗り壁のdiyは、仕上げの塗り作業よりも、
事前の準備であったり、材料の準備であったり、
下地の処理、工事終了後の後片付けの方が、
大変だし、大仕事です。
そこで、提案したいのが、準備、下地処理、後片付けといった
面倒な作業は、全部プロにやってもらって、
華々しい「仕上げ塗り」の所だけ、自分でやらせて
もらうのです。
仕上げで、コテ塗りをした後も、壁の周辺部を整えたり、
マスキングテープを剥がしたりと、
やるべきことは沢山あります。
お金は掛かりますが、プロに手伝ってもらうというアイデアは、
検討しても、いいと思います。
本物の漆喰壁は、diy出来ないということをご理解頂けたでしょうか?
もし、diyで漆喰風の壁にしたいのであれば、
迷うことなく、消石灰を原料にした「本漆喰」ではなく、
消石灰を使わない「漆喰調」の塗り壁を選ぶべきだと思います。
また、準備や片付け等は、プロに依頼して、
仕上げ塗りだけ、自分達でやるというパターンです。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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