珪藻土 下地

珪藻土塗り壁の下地処理に関して

投稿日:2018年03月23日 作成者:

珪藻土の塗り壁は、調湿性が高いとして人気ですが、
施工に当たっては、下地処理が必要になります。

というか、漆喰系の塗り壁にしろ、
珪藻土系の塗り壁にしろ、下地処理なしで、仕上げられる
という製品は、基本ありません。

では、珪藻土を塗る場合、どんな下地にしないとならないのか、
解説してみたいと思います。

下地処理は、下塗りが一般的

珪藻土、下地処理

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
昭和初期の頃なら、住宅の壁下地は、土壁でした。
塗り壁の仕上げも珍しくなかった訳です。

しかし、現代の住宅は、ほぼ100%石膏ボード下地です。

石膏ボードというのは、原料の「石膏」を
ダンボール紙で、サンドイッチしたような形状のものです。

標準的な大きさは、91cm×182cmです。
それを壁に貼っていくと、

天井までの高さは、一般的に240cm(2.4m)ありますから、
石膏ボードと石膏ボードの間に、継ぎ目が生じます。

巾方向の場合は、91cmごとに、継ぎ目が生じます。

この継ぎ目のことを「ジョイント」と言いますが、
珪藻土の塗り壁材を塗りたいと思ったら、

まずは、「この継ぎ目」の処理をしないとなりません。

石膏ボードと石膏ボードの間には、隙間が空いている
訳ですから、その隙間に「パテ」と言う充填剤を擦り込んで、

隙間を無くします。

そして、パテが乾いてから、シーラー処理とか、
下塗りといった「下地処理」をする訳です。

下塗りの価値と目的

なぜ、下塗りするかというと、
一番の目的は「下地を平滑にする」ことと、「吸水調整をする」
ことです。

先ほど説明したように、ボードとボードの間の隙間は、
パテで埋めますから、

石膏ボード表面のダンボール紙と、パテ部分では、
「吸水率」が違います。

どういう意味かと言うと、塗り壁材というのは、
水で練られていますので、

その「水分」が、下地に、吸い取られていきます。

その吸い取られるスピードが、違うことによって、
仕上げの段階で、表面に「色ムラ」を発生したり、

ジョイント(継ぎ目)の部分が目だったりするのです。
そこで、下地の状態を「均一」にすることによって、

色ムラを防ぐのです。
そのために、下塗りをしたり、シーラー処理をしたり
するのです。

シーラー処理という方法もある

下地処理の方法は、「下塗り」の他に、「シーラー処理」という
方法があります。

これは、全てのメーカー、全ての商品で当てはまる訳ではなく、
塗り壁のメーカーが、「シーラー処理」で、OKの商品ですよと、
言っている商品だけで通用する話です。

このシーラー処理の場合も、まずは、ボードの隙間を
埋める「パテ処理」という作業は、必要です。

このパテ処理をすることで、下地を平滑にします。

そして、その後、シーラー処理することで、
下地の「吸水率」を均一にするのです。

目的は、「吸水調整」ですから、シーラーは、規則正しく塗る
のではなく、ランダムに、バシャバシャ塗るのが

基本です。

左官屋さんは、下塗りの方が好き

塗り壁のプロの職人さんである左官屋さんは、
コテという塗り壁用の道具を使いなれているので、

シーラー処理よりも、下塗りをしたがります。

費用は、材料代は、下塗り材の方が高くつきますが、
施工費用は、職人さん次第なので、

それほど割高にならずに下塗りしてもらえる場合もあります。

シーラー処理の場合は、ペンキ屋さんが使うローラーという
道具を使います。

左官屋さんは、このローラーを使って、
バシャバシャと壁にシーラーを塗るよりも、

コテを使って、下塗り材を塗った方が作業も早いし、
現場が汚れないようにする「養生」という作業も簡単なので、

下塗りをしたがる訳です。

但し、材料代は、シーラーよりも、下塗り材の方が高くつきます。
また、作業費も下塗りの方が高くつく訳ですが、

こちらは、交渉可能だということです。

DIYか、プロ施工か?

珪藻土をDIYで施工するといった場合でも、
下地処理の必要性は、プロに工事をお願いする場合と、

一緒です。

下地処理なしで、仕上げ材の珪藻土を塗る
ということは出来ません。

ただ、ビニールクロスの上に、DIYで珪藻土を塗りたい
といったような場合なら、

ホームセンター等で売っている珪藻土風の塗り壁材を使うと、
比較的簡単に工事できます。

但し、本物の「質感」や「性能」を実感したいということであれば、
最低でも、「下地処理」までは、

プロに依頼した方がいいと思います。

珪藻土のDIYというと、コテを持って、楽しく塗っているところを
想像すると思いますが、

その前に、床や柱やドア等の「汚れ防止(養生)」が必要だし、
その後の下地処理が必要になります。

上手、下手という問題もありますが、
この「仕上げ材」を塗る前の準備が、相当に面倒なのです。

いかがでしょうか?

珪藻土の塗り壁を施工する場合には、シーラー処理にしろ、
下塗りにしろ、必ず、下地処理が必要になります。

プロの左官屋さんに依頼した場合は、
下塗りをしたがりますし、

確かに、下塗りをした方が、失敗も無く、綺麗に仕上がります。
ただし、費用は、シーラー処理よりも高くつきます。

アトピッコハウスには、はいから小町という珪藻土塗り壁が
ありますが、こちらは、シーラー処理でOKな

珪藻土塗り壁です。

ただし、下地によっては、下塗りが必要になる場合もあるので、
DIY施工をされる方には、下塗りをして頂くことを

推奨しています。

いずれにしろ、本格的な珪藻土塗り壁は、素人の方のDIYでは、
多少難易度が高いので、プロに工事を依頼されることを
お勧め致します。

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。

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プロフィール

エコ建材メーカー、アトピッコハウスの創業社長。著書に「+500円で自然素材の家が建つ!」がある。新聞掲載155回以上、テレビ・ラジオ出演、講演実績多数、自然素材開発のパイオニアを自認。珪藻土、漆喰、壁紙、無垢材、畳などのオリジナル健康建材を製造販売。アトピッコハウスは、自然素材の内装建材が一通り揃う小さな専門メーカー。

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