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壁を塗るDIY向きの製品は?

2014/07/31
2024/02/16

こんにちは!
漆喰・珪藻土・塗り壁ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

壁塗り材料には、DIYに向き不向きがあります。

珪藻土塗り壁「はいから小町」のDIY

塗り壁を希望して、自分で壁を塗る人は、
自分で塗ってみたくて、やる場合と、コストを押さえたくて、

自分で塗ろうという場合があると思います。

DIYが好きとか嫌いというのもあると
思いますが、

私は、意外と楽しいと思っていますね!

塗り壁材メーカーの経営者として、
自社製品の開発過程で、

テスト品を自宅の壁に塗ったり、
セミナーや展示会などで、

施工実演や施工指導することもあるので、
それなりの回数塗っています。

それでも嫌になっていないので、
自分自身としては、

DIYは、嫌じゃないかも知れません。

ただ、製品にも、
DIY向きのものと、そうでないものとがあるので、

DIYに向いていないプロ用の製品を
素人の方が塗ると、仕上がりに「難」がある上に、

大変な苦労を味わうことになります。

アトピッコハウスの場合でも、
塗り壁は、3種類、製造販売しています。

珪藻土塗り壁「はいから小町」と、漆喰調塗り壁「漆喰美人」は、
DIYも出来る商品なので、

珪藻土塗り壁はいから小町

問題はないのですが、
カオリンノ壁「パーフェクトウォール」は、
プロ専用の商品として販売している通り、

DIYには向かないのです。

カオリンの壁パーフェクトウォール

一番の違いは、乾きが早い点です。
この「乾き」が早いという特徴は、

プロにとっては、「利点」ですが、
ユーザーにとっては、「難点」になります。

塗っているそばから乾いて行くので、
塗りながら、仕上げパターンも付けて行って、

一気に仕上げないと、
あとで、再度パターンを

付け直すということが出来ないのです。

なんとなく、壁を塗ることに挑戦したい、
部屋を塗り壁にしたい。
そして、DIY施工したいというのなら、

ホームセンターなどに行くと、
簡易的にDIYできる塗り壁材も売っているので、

「それら」から選んでいいかも知れません。

ただし、ホームセンターなどで売られている
DIY向きの製品は、

塗りやすくするために、
色々なものを加えるので、

調湿性能や消臭性能といった「機能重視」の方には、
納得がいかないかもしれません。

それに、調湿性能に関しては、
漆喰系のものよりも、珪藻土系のものの方が、
性能がいいので、

数値で表示されている場合は、
数値を確かめてから購入されるといいと思います。

調湿する塗り壁には、
JIS規格に基準があって、

1㎡換算で、24時間で、70g以上の「調湿性能」がないと、
「調湿建材」と呼べないことになっています。

アトピッコスハスの「はいから小町」は、
調湿性能が241gあり、

一般の漆喰の6倍程度調湿します。
また、JIS規格の3倍以上の性能です。

珪藻土塗り壁はいから小町

また、「漆喰美人」は、94gの調湿性能ですが、
それでも、一般的な漆喰が40g程度であることを考えると、

漆喰の2倍以上の性能だし、
JIS規格の基準もクリアしています。

はいから小町も、漆喰美人も、「乾きが遅い」ので、
ユーザーの方がDIYするには、適した製品です。

プロ用の製品なので、
性能は保証します。

また、カオリンの壁「パーフェクトウォール」の
調湿性能は、61gです。

これは、漆喰の1.5倍程度ではありますが、
JIS規格の最低基準が、70gなので、
それは超えていません。

カオリンの壁パーフェクトウォール

それに、乾燥が早い商品なので、
ユーザーのDIYには向いていません。

お手軽に壁を塗るなら、ホームセンターの製品を選ぶ。
但し、割高だし、性能は落ちる。

プロ用の製品は、品質はいいかもしれないけど、
ユーザーには塗り難いかも知れない。

こんな違いがあるので、ご自身の価値観で
決定するといいと思いますね。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
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