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珪藻土とは?

2014/05/23
2024/02/16

こんにちは!
漆喰・珪藻土・塗り壁ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

建築の世界で、「珪藻土とは?」と聞かれると、
珪藻土を原料にした塗り壁材のことを指すと思います。

珪藻土「はいから小町」

では、珪藻土とは、何でしょうか?

そもそも「珪藻土」は、文字通り「土」です。
ではどんな土かというと、

「珪藻(けいそう)」が堆積してできた「土」な訳です。

では、「珪藻」が、何かというと、
植物性のプランクトン。

「藻(も)」です。

主に、湖とか、海といった場所だったところに、
何千年、何万年と堆積した「珪藻」の死骸が、

やがて地層となり、化石となり、地上に隆起したものなのです。

断熱性があり、軽いことから、
七輪などに使われてきました。

塗り壁材の原料として使われるようになったのは、
まだ20年位だと思います。

なぜかというと、
珪藻土は、水を加えて練っても、
粘土のように粘り気が出ないので、

珪藻土単体で、壁に塗ることができないから、
塗り壁材の原料として使われることは無かったのです。

しかし、調湿性があるという、
もう一つの特徴が注目され、

塗り壁材の原料として開発されるようになったのです。

なぜ、珪藻土に調湿性があるかというと、
その「形状」に秘密があります。

「珪藻」は、「も」だという話しをしましたが、
多孔質(たこうしつ)という特徴を持っています。

「孔(こう)」とは、穴のことです。

「珪藻」が「化石」になった段階では、
骨格だけが残ります。

その骨格部分が、多孔質なので、
調湿するという性能を発揮する訳です。

といっても、電気仕掛けではありませんから、
モーターが廻って、

湿った空気をどんどん乾燥させてくれるという
わけではありません。

壁に塗ったとき、壁に触れている部分の湿った空気の水分を
吸ったり吐いたりしてくれるのです。

人が生活していれば、
空気も対流するので、

「適度」に調湿してくれて、
快適な湿度環境を作ってくれるという仕組みです。

しかも、その調湿性能が、湿度60%程度で働くようなので、
60%よりも湿度が高いと、

珪藻土が「吸湿」してくれ、
低いと珪藻土が「放湿」してくれるという訳です。

といっても、サーモスタットのような
機械ではないので、

およそ、その程度の「吸放湿」性能があるということなのです。

ではなぜ、
珪藻土は、吸湿も、放湿もするのかというと、
その穴の大きさに秘密があります。

水蒸気の「つぶ」が珪藻土に吸湿された時、
珪藻土の穴の中に完全に取り込まれてしまうのではなく、

緩やかに、くっついていると考えられています。

そして、部屋が乾燥してくると、
水蒸気は、珪藻土の穴から離れ、

室内に戻ってくるという訳です。

それが、目に見えないミクロの世界で
起こっているのです。

珪藻土が、珪藻土の特徴を発揮しようと思うと、
この「穴」が、最も重要な役割りを果たす

ということになるのです。

なので、珪藻土の穴を「潰さず」に、
壁に塗れるようにしないとならないという

難しさがあるのです。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
珪藻土の穴を潰してしまう

接着剤や化学糊は使用せず、

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珪藻土を固めた珪藻土塗り壁材です。

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珪藻土塗り壁はいから小町

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