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壁塗りdiyの難易度は、求める仕上がり次第

2018/05/09
2024/02/16

壁塗りをdiyで施工することが、ある種のブームになっています。
「施工体験会」を開催しているメーカーや、工務店などもありますが、

壁塗りdiyって、実は、面倒で大変だということは、
あまり知られていません。

壁塗りの一番のメインは、コテを持って、
仕上げの材料を、壁に塗ることです。

しかし、その前の準備や、終了後の片づけが、
どんなに大変で、面倒かといったことが語られません。

もし、壁塗りをdiyで施工したいとお考えなら、
壁塗りの準備と、片づけの内容と大変さを理解した上で、
挑戦した方がいいと思います。

壁塗りdiyの本当のところを書いてみたいと思います。

珪藻土塗り壁はいから小町

性能を求めるのか、見た目か

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず、壁塗りdiyを始める前に考えた方がいいのは、
内装を塗り壁にしたいのは、調湿性能や消臭性能といった、

塗り壁特有の「性能」を求めてのことなのか、
「塗り壁」の雰囲気とか、見た目といったものを

取り入れられれば良いと考えているのかといったことです。

diyしやすい壁塗り材というのは、施工性を
重視しますから、調湿性能や消臭性能といった

「機能面」は、思い切って捨てている製品が普通です。

もちろん、ビニールクロスなどの壁紙よりは、
見た目も格好よく、ある程度の調湿性能なども求められる
かも知れませんが、

diyできる壁塗り材というのは、しょせん限界があって、
プロ用の壁塗り材とは、全く違うものです。

プロ用の製品は、素人には、施工が難しいです。

塗る作業以外が、実は大変

壁塗りというと、コテを持って、壁を塗っているイメージを
想像すると思います。

確かに、それが「壁塗り」です。

しかし、いきなり壁塗りが出来る訳ではありません。
その前には、地味で、面倒な様々な準備が待っています。

その準備を終えてでないと、「楽しい」壁塗りは、
出来ない訳です。

どんな準備が必要かというと、
まずは、「養生」という作業があります。

「養生」とは、床とか柱とか、窓枠、建具といった
壁塗りの際、汚してはいけない箇所を

「養生シート」というカバーで覆って、保護する作業です。

それが終わったら、次に、壁塗りする箇所に、
マスキングをしていきます。

これは、下塗り材とか、仕上げ材といった
壁塗りする材料の厚み分を計算して、

他を汚さないよう、保護する作業です。

下地材と、仕上げ材を2度に分けて塗る場合は、
下地材を塗る前に1回マスキングテープを貼って、

塗り終わったら、すぐ剥がして、
下地材が乾いたら、再度、仕上げ材を塗る前に、

マスキングテープを貼らないとなりません。

そして、仕上げ材を塗ったら、直ぐに、マスキングテープは、
剥がします。

長時間放置すると、仕上げ材が乾いて、マスキングテープも
剥がし難くなりますし、強引に剥がすと、

折角塗った仕上げ材も、一緒に剥がれてしまいます。
だから、仕上げ材を壁塗りしたら、

マスキングテープは、直ぐに剥がすのです。

仕上りの美しさを求めるなら、プロに依頼する

壁塗りの作業には、「左官」というプロの職人さんがいます。
家を建てるのは、「大工さん」ですが、壁を塗るのは、

左官職人さんです。

壁塗りの技術というのは、それなりの修行が必要です。
だから、「仕上がり」の「美しさ」を求めるのであれば、

プロの左官職人さんに依頼すべきだと思います。

どんな仕上がりになっても、「味」だとか、「家族の思い出」と
考えられる場合は、問題ありませんが、

人に見られても恥ずかしくない仕上がりにしたい
と思えば、やはり、プロに依頼すべきだと思います。

簡単なdiyなら、ホームセンターで探す

特に、調湿性能とか消臭性能といった「機能」を
壁に求めないのであれば、

ホームセンターなどで販売している壁塗り材を
求めた方が、diy施工は、し易いと思います。

ホームセンターなどに売られている製品は、
diy用に施工性を重視して、作られています。

プロ用の壁塗り材の多くは、粉で届き、現場で、
水を加えて、練らないと、壁に塗れる状態になりませんが、

diy用の製品であれば、最初から、水で練ってあったり、
チューブに入っていて、チューっとコテの上に

直接絞り出して、壁に塗れる製品もあったりします。

なんとなく、塗り壁風にしたいということであれば、
そうした製品が簡単でいいと思います。

思い出作りなら、プロの援助を受ける

壁塗りのdiy施工もしたい。でも、デザイン性も確保したいし、
塗り壁特有の調湿性能とか、消臭性能といった

恩恵も得たいということであれば、プロの援助を受けて、
diyするという方法もあります。

楽しいのは、コテを持って、壁を塗ることですから、
壁塗りの前の「養生」や「マスキング」、塗った後の「片付け」といった
面倒なこと一切は、プロにお願いしてしまうのです。

そして、子供部屋とか、夫婦の寝室だとか、居間だとか、
決めた場所だけ、自分達で、diy施工するのです。

いかがでしょうか?

壁塗りのdiy施工は、準備とか片付けといった
塗る作業以外の作業が、結構大変だと

ご理解頂けたでしょうか?

もし、家族の思い出としてdiy施工したいという場合は、
プロの援助を受けて、diy施工するのが、

無理なく、そして、楽しい壁塗り体験になると思います。

家全部をdiyで、壁塗りするなんてことは、
まず無理なので、プロの協力を得て、一部分だけdiy施工
するのが、いいと思います。

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